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先日のオープンキャンパスからこんなことがありました。

2019年10月16日
 

ご無沙汰しております。堀内です。 

先週末は全国障がい者スポーツ大会に伴走として参加の為茨城県に行ってきました。しかしながら、台風19号の接近に伴い現地に到着後に中止が発表され到着翌日には福岡に帰ってきました。この大会の為に頑張ってこられた選手たちにとっては非常に残念なことでしたが自然には逆らえません。

なにより、多くの地域で甚大な被害が起きており亡くなられた方、行方不明の方が未だにおられると聞いております。まずもって被害に遭われ亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、ご遺族・被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。いち早い従来の生活環境への復旧を願っております。

 

さて、カムラックではオープンキャンパス(=見学会)を実施しています。 

今回はそんなオープンキャンパスでの出来事を紹介してみたいと思います。

少し前のオープンキャンパスでのお話しですが、ある視覚障がい者の男性がお見えになられました。
当日私は不在の為会うことはできなかったのですが、その彼は1年半頃前から視覚障がいとなりこれからの人生の為に新たに仕事を見つけたいということだったそうです。

しかし残念ながらカムラックではそんな彼の求める支援環境にはマッチできず(ある部分では環境不足)受け入れることができそうにありませんでした。
しかし、対応したカムラックの責任者の方が彼が帰った後、帰社した私に相談をしてくれたのです。
視覚障がい者のマラソンで伴走をしている私ですのでもしかしたら何か他の対応ができるのではないか?と思っての相談だったようです。

とはいえ何か特別な対応ができるわけでも経験があるわけでもありません。ただ、視覚障がい者の友人が多くいるということだけで共に過ごした経験が人より少し多い程度です。これといったアドバイスなどができるかは不安でした。でも、直接彼の話を聞くことで何か役に立てることがあるかもしれないと思い会うことができないものかと責任者に伺ったところ彼が改めて来社してくれることになりました。

そして彼が来社してくれ話をしました。
色々な話をした中で彼が「障がい者となって一年半少々。まだ障がいを受け入れることができていない。受け入れたいけど受け入れられない」といった言葉が一番印象的でした。30歳前の若い彼にとって私には到底想像することのできないほどの絶望感のさなかなのではないかと勝手ながら想像しました。
 
私は多くの視覚障がい者のマラソンで伴走を務めてきました。その役割というのは‛目の代わり’だと思っています。伴走をする相手の方の目の代わりにとことんなってやろうと努めています。そんな中で相手の方と話す時によく伝える言葉があります。
「私は見える。見えなくなったことがない。冷たいかもしれないが、見えないあなたの気持ちが分かるなんてことは口が裂けても言えない。でも、分かろうとする努力はできますし惜しみません」と伝えます。彼にもそう伝えました。
 
そして、「自分にしか分からないことや世界があるけどそれを自身が受け入れ生きていくと決めた時またそれからの道を拓いていくしかない。だから焦ることはないと思うし今は受けいれたい自分がいるのであれば受け入れることから始めよう」とも伝えました。

直接的な支援を行えるわけではなかったですが彼は笑顔で「見学会に来てよかったです。こんなご縁に繋がって嬉しいです。勇気がでました。また愚痴聞いてもらったり、相談したり連絡してもいいですか?」と最初に会った時とは大きく異なるほどの笑顔で話しをしてくれました。
彼が将来の自分を真剣に考え何社も見学に回った成果であればいいと思います。彼が動いた結果、一つの導きに繋がったんだと思います。

関わり方は様々ですが、このような形でも関わることができ嬉しく思える出来事でした。
彼が成長・進歩してくれることを楽しみにしたいと思います。

 

 


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