2023年4月26日
株式会社アイキューブドシステムズ様へ就職された方の声(30代・女性)
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卒業生さんの声(30代・女性)2022年1月就労
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現在どのようなお仕事、業務に携わっていますか
現在は製品開発部門で、自社製品の開発業務のうち、問い合わせや不具合報告に応じる仕様調査・不具合改修の業務を行っております。
新機能開発のようなまとまった規模のプロジェクトに参加している期間もありますが、どちらであっても適性や技術レベルを考慮し課題を割り振っていただけるため、知識を得ることと得た知識を実践し身につけていくことを常に繰り返し、成長を実感できます。
移行支援での体験や経験で役に立ったと感じている事はありますか
主に学んできたAdobe、Webデザイン、プログラミングのいずれも、移行支援のカリキュラムになければ自ら学んではいなかったものですが、開発業務は言うに及ばず、開発以外の業務全般(資料作成・勉強会など)にも役立てることができています。
また、他人と場所や作業を共有することは私にとっては避けられない訓練でした。グループワークへの参加の仕方にも配慮をいただき、段階を踏んで慣れていくことができたおかげで、自分が発言することの恐怖をかなり克服できました。
現在の職場でも、誰の発言も歓迎される空気づくりが活発で、安心して意見を表せています。
現在のお仕事を続けていく中で移行支援ではどのようなことが重要であったと考えますか
異なる分野の学習を同時期に行ったことは、具体的な技術の量だけでなく、自分が課題に向きあう際の良い傾向・悪い傾向を見えやすくし、自己理解にも繋がりました。
勉強と訓練に波はありつつも長期間取り組めたという事実は、自己肯定感や、周りの方から自分を理解してもらう材料として資産化していると考えます。
今後チャレンジしたい事、目標は何でしょうか
人の時間が有意義になることが好きで選んだ職業ですが、製品開発によるお客様の時間への貢献はもちろんのこと、ともに開発を行うエンジニアの時間にも貢献したいと思っています。今はできることが限られていますが、着実にスキルを育て、徐々に勉強会の開催や開発環境の改善に価値を発揮していくことを目指しています。
就労を目標にしている障がい者就労を目標にしている障がい者の皆様の皆様へのアドバイスをお願いへのアドバイスをお願いいたします
自分に理想の動き(勉強・休養)をしてもらうために、「やる気」「本気」に頼るのは私には向かず、「損得」で勘定できるよう工夫することが有効でした。
例えば時給換算です。移行支援という2年間を集中しきれば、就職後の給与は大きく変わる可能性が高い。現在の訓練や勉強の量が将来の給与に大きく影響を与えることに気付きます。
就職後も、エンジニアとして勉強し続けることで、自身のスキルアップはもちろん、勉強すること自体も評価してもらえ、ボーナスや給与のアップに繋がります。そうやって考えていくと、勉強している一分一秒の価値を意識することができ、どのような環境の変化があっても、常に「今が人生一番の頑張り時だ」と理屈を付け直していくことができます。
時給換算は私の一例ですが、要は、皆さんに「自分が足を進めたくなる道を作ろう」ということを伝えたくて紹介しました。
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企業担当者様の声(配属先部門)
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6ケ月を経過して、採用者様のお仕事の様子はいかがですか
仕事を単純にこなすだけではなく、自分が勉強したいことを非常に熱心に勉強されており、
さらにそれが業務でも役に立てることができるという好循環を現時点では保つことができています。時々、苦手と思われる司会進行なども簡単なものはお任せしていますが、失敗を恐れすぎず適度に慣れてきているように思います。
障がい者を採用するにあたり、事前に準備をされた事などはありますか
本人に業務を指示または依頼する可能性がある管理職社員には、仕事のゴールを明確にして指示すること、優先度を伝えて仕事を始めてもらうことなど、注意したほうがよさそうな部分について共有しました。
障がい者を採用するにあたり現場への共有はどのようにされましたか
本人に業務を指示または依頼する可能性がある管理職社員には、安全配慮の観点で必要な情報を伝えましたが、それ以外の社員には伝えていませんでした。
採用者様の今後に期待する事は何でしょうか
ソフトウェアエンジニアとして成長して楽しんで行ってもらえればと思います。
短時間で集中して成果を上げることというのは、ソフト開発においては非常に強い武器なので、集中しすぎによる疲労とのバランスには気をつけつつ、強みとして活躍していけると思います。
就労を目標にしている障がい者の皆様へのアドバイスをお願いいたします
ソフトウェア開発においては勉強したもの勝ちですので、障がいの有無そのものはあまり関係ありません。今回ご入社いただいた方のように、自律的に勉強ができる人であれば、特に活躍の場は多くあると思います。
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企業担当者様の声(採用部門)
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障がい者を採用するにあたり、事前に準備をされた事などはありますか
・マネージャー向けの障がい者雇用に関する研修を開催しました。
・福岡本社は段差がなくバリアフリーな設計としています。
就労を目標にしている障がい者の皆さまへのアドバイスをお願いいたします
障がいを一つの「個性」ととらえ、戦力として迎えたい会社もあり、当社はまさにそのように考えています。
一方で、法律により会社には障がい者を一定数雇用する義務があるため、十分な受け入れ態勢を整える努力がされないまま採用する会社もあるかもしれません。就労先の環境の整備状況は、焦らず見極めるとよりよいご縁に繋がると思います。
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