発行日:令和3年1月 発行者:株式会社カムラック(県庁前事業所) 旧カムラック通信
旧年中は格別のご愛顧を賜り 厚く御礼申し上げます。
本年もより一層のお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
昨年はコロナ禍での守りの経営もさる事ながら、世の中は変わる、元には戻らない、未来は私達で創るものだと定義し攻めの活動をした気がします。
今号で特集されているカムラックTVもそんな考えから誕生しました。
就労支援事業者の中では全国的に見てもカムラックグループの情報発信力は強いと自負しています。
しかしながらそれは活字や写真によるものが圧倒的に多く、今後更に私達の声を届けたい層に対して必要と思われる動画での発信ができていませんでした。
そのため、メンバーを選抜し誰からも教えられない、自分たちで学び運営する動画制作チームを作りました。
障害者による障害者に向けた動画情報発信メディアの誕生です。
まだまだ産声をあげたばかりの動画チームですが、回を重ねる毎に確実にクオリティが高まっております。
今後が楽しみです。
また、個人的にですがブログで就労支援2.0という定義を書きました。
就労支援事業では企業への就職が目的とばかり考えられがちですが、カムラックを経営して8年、とうとう独立する人材が生まれてきました。
現在カムラックを巣立ち2名の方が独立して事業をされています。
今後カムラックグループは障害者の起業支援にも力を入れていこうと考えています。
カムラックTVの動画制作チームがそんなカムラック資本第一号の会社になれば面白そうですよね。
今年は就労支援事業そのもののあり方も考えながら変化に対応し進化していく経営を目指します。
就労支援事業、すなわちカムラックがなくなるということはひとつの社会課題が解決されたと考えれるのではないかと。 そうしなくとも労働人口の減少でこの業界への予算投下は圧倒的に厳しくなります。
私達は今いるスタッフ、メンバーと力を合わせ、国の力に頼らない経営基盤へシフトしていく道を選択し行動して行きます。
本年もよろしくお願いいたします。
令和3年1月1日
カムラックグループ代表 賀村 研
IT業務に特化した障害者就労継続支援事業所として、システム開発、データ入力などの業務を行ってきたカムラックですが、新たな取り組みとして動画制作をスタートしました。
これまでも社内にポスターやフライヤー、WEBページの制作などグラフィックデザインを行うチームはあったのですが、静的なデザインだけでなく動的なデザインまで、時代に合わせた幅広いニーズに対応していけるよう動画制作チームを発足。
制作の積む第一歩として、昨年10月よりyoutubeチャンネル「カムラックTV」の配信をスタートしています。
チームの誕生の経緯や動画制作への思いなどを賀村社長と動画チームのメンバーにインタビューしました!
1972年愛媛県生まれ。2013年に株式会社カムラックを設立して代表取締役に就任。2015年株式会社 else ifを設立して取締役会長、2016年株式会社スーパーカムラックを設立して代表取締役に就任した。 プレステ5の抽選に応募したら当たっちゃって受験生がいるのにと妻にめちゃくちゃ怒られた。よくメガネを頭にかけたまま探す48歳。
1988年兵庫県生まれ。 先天性心疾患ながらも高等学校卒業後、ITと医療の専門学校に入学、ITを学ぶ。 以前は日本で唯一のアボカド専門店で働いていたこともありアボカドに関してとても詳しいです。現在はカムラック・ラボ動画作成チームリーダー。 動画配信や企画、構成などを行っています。
1985年生まれ。 自身が ADHDを持ちながらHIPHOPダンスインストラクターをする中で、運動療育にで会う。 目標はダンススタジオ×IT事業。カムラック・ラボ動画作成チームに所属、動画配信、製作、編集などを行う。fb Naoaki Kawada
賀村 : 川ちゃんはもともと知り合いで、動画作ったりダンスの動画をアップして Youtube などで情報発信しているのを知ってて、勇ちゃん(山内)も自分で生配信とかやっていたから、「趣味じゃなくて、仕事でやってみたら?」と声をかけました。
会社の中でその能力を活かしてもらえないかと思って。
うちの会社は紙媒体での情報発信とかブログとかはやっていたんだけど、動画がなかったんですよ。
「動画の配信をやりたいなあ」とずっと思っていて、外注するより自分達で作っちゃえと。
賀村 : 動画制作が社内でできれば、それが仕事にも繋がるかもしれない。
今、二人はどんどん実力を付けていってる。
もっと昔からイメージはあって、現在のデザイナーチームに(動画の)バックヤードを任せて、そこに出演できる川ちゃんと勇ちゃんが入ってきて、「このメンバーで、できるな」と Go を出した。
川田 : 二人とも社長とは別々の知り合いだったんですよ。
オープンカムラックという見学会をオンラインでやったとき山内さんも参加してて。
賀村 : 川ちゃんはダンスインストラクターの仕事をしていて、経営者の会合で出会ったんだよね。
川田 : 障害と向き合いながら、ダンスとか運動領域といったことを子どもたちに伝えていきたいと思いがありました。
その気持ちを発信する場所としても、カムラックは良い環境なんです。
賀村 : お互いに発進したい情報がある、川田さんはダンスを通じて、山内さんはアボカドとか。
山内 : 実家が大阪にある日本唯一のアボガド専門店なんです。
賀村 : プライベートでアボガドの美味しい食べ方とか、良いところを発信してるんだよね。
「アボカド王子」で検索すると出てきますよ。
山内 : これまでカムラックでTVで7回の動画配信をさせて頂いて、本当にいろんな知識を学べて成長しています。
そして1回目の時よりやりたいことが増えてきました。
7回までの配信ではA型・B型事業所、移行支援の簡単な説明を配信してきたんですけど、細かい用語ですとか内容を深く入っていって、スタッフさんにインタビューしたりとか、事業所内を取材とかできたらなあと思っていて…
川田 : ロケ行きたいですね。
賀村 : いいじゃん、行こうよ!カムラックはエンターテイメント事業を展開しているジョブネットさんの所でお手伝いさせていただいているので、エンターテイメント性のある動画とかも作っていきたいなあと思ってます。
川田 : これからどうしていきたいか、伝えることがまずこの番組の一番大事な役目だと思うのでより伝わりやすく、誰かが動くきっかけになるような配信をしていきたいなと思っています。
(内容も)硬くなりすぎず、楽しく明るく伝わりやすくでやっていきたいなあと思います。
エンターテイメント性で言えば、自分はヒップホップダンスをやっていて、ダンスとか運動が障害と向き合ったり精神疾患等の改善に有効だってことを勉強してて、食事がどういう風にいい影響を与えるかとかその辺も僕としては配信していけたらと思ってます。
お子さんから大人まで楽しめる簡単なダンスのゲームを作っているのですが、運動療育というところでも、こういう効果があるんだというのを考えて作っているんで、そのゲームをカムラックのスタッフさんたちとやってみて踊り方の動画あげられたら、観てるお父さん、お母さんとお子さん一緒に楽しんだりできるのかなあって。
賀村 : どんどんやっていったらいい。
思い付いたらどんどん動画作って上げていったらいいんだから!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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