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もっと人前でたんさん話したい 〜精神発達障害の偏見と誤解を解くために〜

いつもありがとうございます。
カムラックの賀村です。

先日、Facebookの投稿でもっとたくさん喋りたいから講演の仕事を増やしていくんだ!!
の様な書き込みをしたんですが、今回はその続きといいますかその想いをブログで書きます。


もっと人前でたんさん話したい(喋りたい)というのも半分はそうですが実は使命感のようなものもあります。
多くの企業、見学者の方々の話を聞くとホント精神障害、発達障害への偏見といいますか誤解のある固定観念を持っているなとつくづく感じます。

なんだろう、皆さんがお持ちのあのイメージは。。。

・意を酌まない
・不安定
・会社に来ない
・嫌なことはしない
・コミュニケーションが苦手
・etc

メディアの影響でしょうか。
いやいやそういうつもりで誘導してないと思うますがそう捉えられてしまっているかもしれません。

障害者雇用で身体の方を優先的に雇用している企業のほとんどが精神や発達の方たちを雇用しない理由に「意を酌まない」「コミュニケーションができない」を挙げます。

でも皆さん実際そういう方たちと接したことや仕事をしたことがあるかと言うと無い方のほうが多いんです。
あるとすれば社内で社員が鬱になり、その症状が酷くなっている様を見られたことがある方々です。
発症し症状が悪化する様を見られたことがある方は箇条書きの項目の一部が当てはまるかもしれませんね。
それが独り歩きしてるのかな。

私は70名を超える精神障害、発達障害をお持ちの社員たちと5年間仕事をしてきましたが、世間で言われていることをそれほど感じたことはありません。

ちゃんと意を酌んでくれますし会話によるコミュニケーションは苦手かもしれませんがチャットではすごい文章でやり取りしてくれます。

会社にもきちんと来ます。
休む時は定期受診くらいです。
仕事も集中して取り組んでくれています。

もちろん頑張りすぎたり壁にあたったりプライベートなことで落ちる方もいます。
そんな場合は他の社員たちが協力して抜けた穴を埋めてくれます。
それがあるから安心して回復に専念することができるし、仲間がそうなった場合、仲間が帰れる場所を必死に守り続けてくれます。

そういう話をカムラックの事例でしかありませんが手弁当でも広く拡散していき、誤解といいますか皆さんの先入観を変えていきたいと強く感じている今日此の頃なのです。

実は私、障害に対する知識をほとんど持ち合わせていません。

ただただ大切な社員を戦力として活躍してもらうためには、結果を出すためにはどう向き合いどう取り組んでいけばいいかだけを考えて行動しています。

配慮や工夫も必要ではありますが、健常者と言われる人たちと同じつもりで向き合っています。

人と接するのですから結局のところ健常者も障害者も同じだと思っています。
もちろん福祉スタッフもいますしカムラックを運営していく上で福祉スタッフの存在は大変大きく必要不可欠です。

私の話が全ての精神障害、発達障害をお持ちの方に当てはまるとは思っていません。
むしろ当てはまらない方の方が多いでしょう。

ただ、このカムラックでの5年間の事例が今悩まれている方、これからの方たちに少しでも働くことの選択肢と可能性と夢と希望になればと思っています。

そういう意味で喋りたくてたまらないのです。

どうぞ皆さん、私にカムラックの事例をお話させていただく機会をご提供ください。
よろしくお願いしますm(__)m

半分は社員の自慢話になっちゃいますけどね^^;

最後に。

私はたくさんチャレンジしている分、たくさん失敗しています。
今現在も失敗しています。
それも含めてカムラックですし私です^^;


 

 


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