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就労継続支援A型事業所は経営者にも利用者にも厳しい時代になりそうだ。

《就労継続支援A型事業所は経営者にも利用者にも厳しい時代になりそうだ》


最近行政関係者や同業者と話す中で表題のテーマが必ず話題にあがります。
といってもすべてのA型事業所が対象ではなく、外部収入が不安定で運営している事業所が対象になります。

以前もお話ししましたが、A型事業所を利用する障がい者の方の給料は、法律で仕事としての対価である外部収入で補わなければならないと定められています。

しかしながらA型は、利用者との雇用契約最低賃金の保証(福岡では727円※2014年11月現在)、各種保険(週30時間以上の労働では社会保険も必要)等、B型と違い資金面で運営のハードルは高くなっています。

ただ、外部収入がなくても運営の仕方によっては、やり繰りできる事実もございました。

例えば、A型で1日4時間労働事業所の場合、極端に言えば外部収入が0円でも、利用者の給料、スタッフの給料、家賃や経費を切り詰めると、国から(皆様の税金)の補助(わかりやすくあえて補助と書きます)で運営可能なのです。

一方、弊社のように1日6時間以上の労働の場合、4時間よりも2時間、8時間勤務の方には倍多く支払う賃金、週30時間オーバーによる社会保険の加入等、支出過多になり、外部収入無しでは月額数百万の赤字経営に転落します。

弊社はおかげさまでお客様からお仕事を継続して発注いただいておりますので、支出過多分を外部収入でカバーしながらなんとかギリギリ運営できている状況です。

さて、ここで矛盾が生じます。

お仕事のない(もしくは少ない)A型事業所で利用者の方が、何もしなくてただそこに居るだけで時給727円(福岡の最低賃金)のお給料がもらえる一方、弊社のように毎日お客様からいただいたお仕事をきっちりこなしても時給は同じという矛盾というか正直者が◯◯を見る状態が生まれているのです!

実際、弊社に来た利用者が、「以前いたところは何もすることがなかったのに、ここではちゃんと仕事がある」と驚きの発言をしたことがあります。
その方は何もしなくてもお給料がもらえる事に疑問と不安を感じ、そこを辞めて弊社に来たといいます。

ただ、現実は外部収入で賄える事業所は少なく、先に述べた事例の事業所が全国的に多いのが実態です。

これまではそこもグレーゾーンとしてなんとかやり過ごして来れてた様ですが、最近行政がこの点の指導にかなり厳しく積極的に動き出しています。

そんな流れから表題のタイトルに行き着くわけです。

極端に言えば外部収入の無い事業所は指定を取り消される動きになるでしょう。
利用者の方も、ただ事業所に来て仕事もしないでお給料がもらえることはなくなるでしょう。

これからはきちんと外部収入が得られる事業所だけ生き残り、きちんと仕事をする利用者しか収入を得ることができない時代になっていくと私は見通します。

逆を言えばちゃんとやってる事業所とちゃんと働いている利用者は大丈夫ということです。

ただ、こういう状況を福祉の世界だけでなんとかするのも福祉の世界の外にいた私だからこそ厳しいということも分かっています。

福祉サイドもこれまでのように待つだけ、くれくれだけではなく、民間企業に歩み寄り、民間企業ももう一歩踏み込んでもらうことが解決の糸口だと考えます。

それには私たちもクライアントが満足いくような仕事の品質にすべく、成長しなければなりません。
これまでのやり方のままでは仕事をいただいても、商品を買ってもらっても一回ですから。

※4時間事業所がいけないとは言っていません。長時間労働の厳しい利用者の方もいらっしゃいます。

カムラックあんしんラボ呉服町事業所では、障がい者の方がパソコンを活用し、ホームページ制作、コンピュータグラフィック、デザイン、データ入力、名刺作成、アプリケーションやソフトウェアの開発・動作確認、施工図作成、ITを活用した手話サービス等、パソコン軽作業から各種プログラム開発まで幅広いお仕事をしています。
 
あわせてカムラックは障がい者の働く環境の常識を変え、障がい者の新しい未来創りにチャレンジしています。
 
 
 
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