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ふくおか経済EX2017に カムラックグループ会社の else if が掲載されました

ふくおか経済EX(増刊)の『ここがすごい!福岡を支える企業』情報通信/教育/運輸/医療・福祉/飲食/エネルギーのカテゴリーでご紹介いただきました。
 
 
 
ふくおか経済EX2017 記事掲載許可済み
(株)else if(カムラックグループ)
障がい者を戦力にー。
CSRと品質でニアショア案件を拡大

首都圏からのニアショア開発を中心に事業拡大を図る(株)else if(エルスイフ)。障がい者就労継続支援A型事業所・(株)カムラックと資本提携し、協業体制を構築することでITを軸とした新しい障がい者雇用の仕組みを創出している。

起業の道筋を立てた一つの出会い

 障がい者就労継続支援A型事業所を運営する(株)カムラック(賀村研社長)の関連会社として2015年8月に設立した(株)else if。同社を立ち上げた高森社長は「始まりは4年ほど前、賀村社長に出会った頃」と語る。
 当時は互いにIT企業に勤務しており、「IT業界を変えていこう」と語り合ったという。その後、2013年10月に賀村社長がを活用した障がい者就労支援事業で会社を設立。社会貢献度が高く将来性のあるビジョンに賛同し、資本提携をする形でエルスイフの立ち上げに踏み出した。

カムラックとの協業体制で差別化

 エルスイフは、現在首都圏からのニアシェア開発を中心に事業拡大を図っている。その成長の背景にあるのは、カムラックとの協業体制で生まれる社会貢献という付加価値と、品質の高さだ。
 カムラックは現在、本社機能を兼ねている呉服町事業所と県庁前事業所の2拠点を設置しており、約50人の障がい者が就労している。一般的に軽作業を業務内容にしている事業所が多い中、同社ではITを軸に展開。スキルの成長度に合わせて、アプリ開発からWebデザイン業務、データ入力などの仕事を任せている。「障がい者メンバーも、健常者に引けをとらないITスキルを身に付けている」とし、エルスイフの受注案件をカムラックのメンバーに受託する形で協業体制を構築。実際に、営業先の企業からも社会貢献に賛同する声が多く、高森社長は「当初はCSR(企業の社会的責任)への取り組みを意識して受注をいただくことも多かったが、最近では品質自体の評価が高まり継続した契約をいただいている」と自信をうかがわせる。

障がい者を必要不可欠な戦力に

 設立以降、大型案件も舞い込み事業領域を拡大している2社。単なる就労支援ではなく、障がい者、健常者関係なく「”プロの技術集団”であるをこと」がモットーだ。「必要不可欠な戦力。彼らに仕事をしてもらわないと案件がこなせない」と賀村社長。特に近年では、障がい者メンバーがプロジェクトを立ち上げオリジナルのアプリ開発などに着手。また、熊本地震をうけ「被災地のために何かをしたい」と復興支援の物産サイトを開設するなど意欲的に力を発揮している。これらの業務体制は「新しい障がい者雇用の形」としてメディアでも多数で紹介されているほか同業からも注目が集まり、事業所には日々視察の申し入れがあるという。
「ご来社いただくお客様も、活気あふれる現場に驚かれる。実際に見ていただき知っていただくことで、さらなる取引拡大につながっている」と高森社長。現在では、事業拡大に伴い営業職をはじめとしたエルスイフの人材確保に奮闘中だ。 障がい者雇用の常識を変えようー。2社が目指す将来像は着実に現実のものになりつつある。

 

 


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